ヴァンガード2 (魔侯襲来 ~ 虚影神蝕)
まず、魔侯襲来発売からばーくがる規制までの役一か月は大形大会なく、環境と呼べるものが存在しないため、今記事では扱わないものとします。
環境はばーくがるの規制により大きく変わりました。
ロイパラのFVは、ばーくがるからどらんがるに変わり、安定してラインを作ることができず、構築が難しくなりましたが、代わりに爆炎の剣士 バロミデスの登場により大幅強化となったこんクランは、竜魂乱舞 で収録されていた、ハイドッグブリーダー アカネなどのカードを新たに加えばーくがるが規制されてなお、環境のトップに居続けていました。
更に構築で変わっていった点は、やはりブラスターブレードの減少が大きな点でした。
もう一つ、魔侯襲来で変わったことはやはり満月の女神 ツクヨミ
す。
所謂鷹と呼ばれるデッキが登場し、環境に大きく食い込んでいきました。
環境初期は満月の女神 ツクヨミをいれず、CEO アマテラスや、メテオブレイク・ウィザードなどを使った鷹なども増えていきました
パックでの強化はないですが、環境で唯一安定して後ろに下がれるFVを持つかげろうも、ロイパラの減少に比例して数を増やしていきました。
また、コミックスの付録でドラゴニック・ウォーターフォウルが登場し、余った、G3の使用方法が増えたため発売初期は、ドラゴニック・ウォーターフォウルが入ったかげろうが多くいましたが、環境が成熟するにつれて数は減っていき、ドラゴンモンク ゴクウ、ドラゴニック・オーバーロードを使った所謂オバロゴクウが主流になっていきました。
今環境の終盤では初めてVGCSが開催され、様々なデッキが勝ち上がりました
ヴァンガードCS優勝 覇者オラクル ジャガーさん
http://blog.livedoor.jp/chariot020/archives/51774244.html
花占いの女神 サクヤとメテオブレイク・ウィザードを使いゾーンまで粘り戦うというデッキですが、この当時は所謂ゾーンが一般的ではなく、ぶち抜きがたくさん起こっていました。
覇者オラクルの覇者とは、デッキ作成者の848さんの名前をもじったもので、カードなどとは何も関係なくつけられています。
またこの時覇者オラクルは二人しかいませんでしたが、二人とも決勝トナメに上がっておりこのデッキの強さがうかがえます。
2~3位はロイパラで安定した強さを誇っていました。
ヴァンガードCS三位 ヘルルンさん ロイヤルパラディン
http://blog.livedoor.jp/chariot020/archives/51774242.html
こちらはブラスターブレードが入っておらず、代わりにハイドッグブリーダー アカネがフル投入されていて、環境の変化がうかがえます。
今CSのトナメ進出分布として
ロイパラ6
かげろう5
オラクル3(覇者オラクル2ツクヨミアマテ1)
グランブルー2
やはりロイパラが一番多く、次にかげろう、オラクルと続いています。
大会終了後すぐに新段発売され環境が変わると思われましたが、新段では環境が変化するほどのカードが収録されず、またほぼ同じ環境で全国大会が行われました。
虚影神蝕
新規に登場したクランとしてシャドウパラディンが収録されましたが、強さがそこまででもなく
環境と同じくロイパラ、かげろう、オラクルの三つ巴で争われていました。
それは、地区大会、全国大会でも表れていて、
ヴァンガードファイトグランプリ2011 東京地区大会 シニアクラス優勝
益田優作さん ロイパラ
http://cf-vanguard.com/cardlist/deckrecipe/vg2011_to
ヴァンガードファイトグランプリ2011 大阪地区大会 シニアクラス優勝
ツクヨミアマテ
http://cf-vanguard.com/cardlist/deckrecipe/vg2011_oo
ヴァンガードファイトグランプリ2011 名古屋地区大会 シニアクラス優勝
オバロゴクウ
http://cf-vanguard.com/cardlist/deckrecipe/vg2011_na
このようにそれぞれ勝っており、そのほかのクランは2位以上に入ることはありませんでした。
その後行われた全国大会では
ヴァンガードファイトグランプリ2011 全国大会 シニアクラス入賞者デッキレシピ
http://cf-vanguard.com/cardlist/deckrecipe/vg2011_ze
優勝益田優作さん
ロイパラ
準優勝
ロイパラ
三位
かげろう
四位
オラクル
と、三つ巴で争われたこの環境は最終的にロイヤルパラディンが勝ち、
今環境は幕引きとなりました。
まとめ
ロイパラの数自体は減るには減りましたが、それでも尚ロイパラが一番多く、大型大会ではほとんどロイパラが勝ち、初期環境と同じくロイパラがトップにいましたが、かげろう、オラクル、などのデッキも比較的結果を残しており、ばーくがるしかいなかった前環境よりのクランの自由はありましたが、逆にばーくがるがいなくなったことで、事故率が上がり、どうしようもなし試合が増えた環境でもありました。
事故率の高さから、この環境つまんないと、言われていましたが、全体を通してみれば、いい環境であったといえると思います。
次の記事では双剣覚醒 から規制までを書きたいと思っています。